2017 / 09
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駆け出しの頃、
お世話になっていたピアノ教室は
個人経営なのに、200人以上の生徒さんを
抱える所でした。

新興団地で、需要も多かった土地環境も
ありましたが・・・

経営者は30代半ばのピアノ講師。

美人で、社交的で、
とっても褒め上手な先生でした。

コンクール受賞者もたくさん輩出されてました。

そこで次は、音大などへの進学率を
上げようと、考えられたようです。

とおんは
基礎の無い受験生数人を
何とか、音大に入れるべく、
ピアノ以外のすべての指導を任されました。

今までにも、書いてきましたように
ピアノをある程度のレヴェルで弾ける子供は
頭が良いのです。

よほど音楽に傾倒していない限り、
他の選択肢がたくさんあります。

その中の一人に
ピアノを選択するなら芸大。

浪人はしない。

英語が得意なので、有名私立大も
希望している、
という、
高3の指導を、受験半年前に頼まれました。

しばらくレッスンしてみて
音楽の道をあきらめてもらいました。

聴音が、まるっきりダメでした。

歌も、まともに歌えません。

楽典をイチからやるには
情熱も足りませんでした。

ピアノはとっても上手だけれど、
半年でどうにかできるというレヴェルでは
ありませんでした。

どうしても音楽の道に進みたければ
もう少し時間的な余裕があれば、
また、芸大にこだわらなければ、
人生が変わったかも知れない子でした。

褒め上げて、その気にさせられていた
だけだったみたい。。

教室を大きくするって
素晴らしいことだと思います。

でも、
ひとりひとりの生徒さんたち、
大切にしてあげなきゃね。

褒める時は、責任を持って褒めなきゃね。
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【】
初コメントさせて頂きます。東京でピアノ教室を開いております。
ブログ村のランキングから、題名に惹かれて読ませて頂きました。
『なるほど、そういう事なのね~』と思いました。
お教室を大きくして、今度は質を上げようとその30代の経営されてる先生は考えられたんですね。
お話しの展開からやはり、教育者というより、経営者だったのでしょうね。
まぁ、その生徒さんは普通の大学に行かれてよかったのではないでしょうか?却って、おだてられて音楽に費やした時間とお金が勿体なかったかもしれませんね。
とおん先生に見極めて貰って正解でしたね。
【yuko様】
ご訪問ありがとうございます。

このお話、随分前の事なのですが、
トラウマのように心に引っ掛かってました。

コメントをいただいたおかげで、
少し、自分を肯定できることができました。

重ね重ね、ありがとうございます。

子供たちには、たくさんの未来があるんですよね。

大切に育ててあげたいですね。
ステキなピアノの先生目指して頑張りましょうねっ!
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とおん

Author:とおん
ピアノ上達のためには
楽しいだけじゃいられない。
涙もグチもしっかり受け止めて
それでも楽しいピアノを目指し
いかに楽して上達できるかを
常に研究中している
ピアノのせんせーです。



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